
ワンルームマンション投資はローンを使って物件を購入される方がほとんどです。
投資を始める年齢はバラバラです。
しかし、一昔前に比べると確実に若い世代のワンルームオーナーが増加しています。
その中でもとりわけ20代で既に複数のワンルームを所有し、運用しているお客様も少なくありません。
今回は20代でワンルーム投資を始める理由を大きく5つに分けてご説明しています。
※動画でも解説してます。
①融資を有利に組むことができる
マンション投資でローンを組む際に、「金利」と「年数」が重要な要素となります。
⇒投資用ワンルームマンションローン取り扱い銀行&金利ランキング
でもご紹介した通り、オリックスの金利が非常に低いです。
例えば、オリックスは基本的に年収550万円以上の方が融資対象となります。
もちろんその他の属性(借り入れ状況、勤続年数、勤務先)も細かく審査はされますが。
若くて、年収が平均以上の方にとっては非常にメリットのある金融機関となっているのです。
融資金利が低ければ、その分イールドギャップも多く取ることができます。
※イールドギャップについては以下で解説しております。
⇒不動産投資における「イールドギャップ」について超分かりやすく解説。
よって、その分毎月のCF(キャッシュフロー)が多く取れますので、メリットしかありません。
②自宅を購入する前にマンション投資をスタート
結婚を機に自宅を購入する方は多いでしょう。
東京都の平均初婚年齢は31歳というデータにもあるように、30代になると「結婚&出産&マイホーム購入」という人生の大きな決断が数多くでてきます。
⇒不動産投資は「属性」と「与信」で成功・失敗が決まっちゃう!?
上記の記事でもお話ししましたが、「結婚・出産・マイホーム購入」は与信能力を小さくします。
結婚・出産に関しては、単純に扶養人数が増えることで、自由に使えるお金が制限されます。
マイホーム購入でローンを組むと、基本的に金融機関からは「単なる負債」として見られてしまいます。
よって、その後にマンション投資のローンを組むのは不利になってしまうのです。
では、その逆に投資マンションを購入してしまうと、自宅を買えなくなってしまうのでは?
と心配される方も多いでしょう。
確かに一部のメガバンクでは購入が難しくなってしまう場合もありますが、自宅購入時の金融機関は無数に存在するので、しっかりと戦略を立て事前に返済比率を計算することでそのネックは解消することができます。
※詳しくは以下の記事に記載しております。
⇒【悲報】フラット35融資基準が激変!ワンルーム投資家は自宅買えない?
③20代の独身で始めることで未来の「奥さんネック」を回避
ワンルームマンション投資において「奥さんネック」と言われるものが存在します。
⇒ワンルームマンション投資を彼氏(夫)が始めようとしている時の対応
既婚者の方で多いのですが「当人はマンション投資したいが、奥さんが反対している」という状態です。
特に専業主婦の奥様だったりすると、不動産投資やローンを組むことにネガティブな方も少なくありません。
いくら、ロジカルに説明しても聞き入れてもらえず、投資をあきらめる方も非常に多いです。
よって、独身の頃よりマンション投資をスタートすることで、しっかりと実績を積めば未来の「奥さんネック」を回避することができます。
④在職中にローンが完済できる
ローンを組む年数にもよりますが、25歳でローンを組むと35年ローンで60歳でローンが終了します。
大手企業では65歳を退職としている企業も多いので、在職期間中にローンを終了することができます。
繰り上げ返済を進めることで、さらに短い期間でローンの完済も可能です。
いずれにしても、ローンを使って長期に渡って取れる家賃収入でローンを返済していくのがワンルームマンション投資です。
よって、「いかに早い段階で投資を始めるか?」が重要なポイントとなってきます。
ローンを組み、時間をかけてしっかりとローンの残債を減らす。
であれば、早い段階でローンを組んでマンション投資始めることはメリットしかありません。
⑤健康で若いうちに団体信用生命保険を組んでおく
マンション投資でローンを組む際には「団体信用生命保険」に加入しなければなりません。
※団体信用生命保険についてはこちらで解説しております。
⇒不動産投資の団体信用生命保険って何?マンション投資が保険代わりに?
年齢が高くなると「健康リスク」も同時に高まります。
私が営業マン時代にも、病気やケガで「団体信用生命保険」が通らず、マンション投資を断念する方が非常に多くいらっしゃいました。
基本的に年齢が高くなればなるほど、病気やケガのリスクは上昇します。
また、金融機関によっては50歳を超えるとガン団信の加入が難しくなることもありますので、若いうちに団信に加入するこで保険メリットを十分に享受することができます。
「銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」
という言葉がありますが、これは保険に関しても同じです。
実際に体調が悪くなってから保険に加入することはできません。
体調が良く、健康な時にしか保険には加入できないのです。
※因みに、嘘をついて団体信用生命保険に加入するとどうなるか?については以下の記事でまとめてます。
年収が原因でローンが組めない場合
20代ですと、年収が300~400万代の方も多いでしょう。
ワンルーム投資の融資条件はほとんどの銀行で年収500万円以上が対象となります。
よって、年齢が若く年収が500万以下の方は融資を使ったワンルーム投資は難しいという結論に至ります。
しかしながら、勤続年数が長くなるにつれて、基本的には給与も上がっていくのが一般的かとおもいますので、それまではしっかりと貯蓄をして自己資金を貯めておくことが良いでしょう。
ワンルーム投資自体は頭金10万程度でスタートできますが、いざ空室や設備の故障などが発生すればまとまった現金が必要なります。
よって、年収が基準を満たした際に直ぐにワンルーム投資を始められる状況を作っておくことが大切です。
まとめ
ワンルームマンション投資はお客様のその時までの与信状況で金融機関は融資の可否が決まります。
よって、最高の状態で融資を受ける為にも、事前に上記の知識をしっかりと頭の中に入れておかなければなりません。
マンション投資は若いうちから始めることで大きなメリットを享受することができる投資です。
ワンルームマンション投資は20代で一定の与信がある方は非常に有利に投資できる商品なのです。