不動産投資の中でもとりわけ投資用のワンルームマンションに積極的に融資しているのが「イオン銀行」です。
同じイオンでも「イオン住宅ローンサービス」とは別なので混同しないように注意しましょう。
そんなイオン銀行の不動産投資ローン(投資用ワンルームマンションローン)について詳しくみていきましょう。
※動画ではさらに詳しく解説しております。
目次
イオン銀行の不動産投資ローンの仕組み
イオン銀行で融資を受ける際にはジャックスが保証会社となります。
つまり、ジャックスの審査通過後にイオン銀行に審査となり、2段階の審査となります。
基本的にジャックスの審査に通過すればイオン銀行の審査も通過するのが通常です。
この流れはソニー銀行と同じです。
ソニー銀行を使う場合もジャックスが保証会社となっているため、ジャックスの審査通過後、ソニー銀行の審査となります。
基本的に、ジャックスと提携の不動産投資会社からの持ち込みとなるため、提携以外の業者から物件購入する場合はイオン銀行やソニー銀行を使うことはできません。
イオン銀行の金利
2022年11月現在におけるイオン銀行の金利は1.8%です。
2022年11月現在におけるソニー銀行の金利は1.75%です。
よって、同じような融資条件であれば現状はソニー銀行を選ばれるのが良いでしょう。
時期によって、イオン銀行の方が金利が低い場合などもありますので、その都度不動産会社にそれぞれの金利を確認したうえで自分にとって有利な金融機関を選択していきましょう。
イオン銀行の融資年数
融資年数は最長35年ローンが使えます。
完済年齢の限度は84歳です。
つまり、35年ローンが組める条件は49歳以下の人となります。
- 84歳ー35年ローン=49歳
という計算です。
50歳の人であれば、最長34年が組める計算となります。
- 84歳ー50歳=34年ローン
という計算式です。
イオン銀行の物件評価について
イオン銀行だけでなく、ソニー銀行も同一ですが、基本的に物件の評価はジャックスが行います。
ジャックスの評価した物件に対して実質の融資はイオン銀行やソニー銀行が行うという流れです。
イオン銀行にしてもソニー銀行にしても同じジャックスが物件を評価しているので融資額は全く同じになります。
- 毎月の家賃
- 管理費と修繕積立金の合計額
- 立地(エリア、最寄り駅、徒歩分数)
- 物件(間取り、広さ、階数、総戸数)
- 築年数
などの主に5つの条件によって、「物件の評価額=売主業者の販売価格」が決まります。
また築年数に関していうと築25年の物件までなら35年ローンが使えます(前述の融資年齢を満たした人の場合)。
築26年になると最長34年ローンという計算になります。
イオン銀行を使える人
イオン銀行を使うためには以下のような属性が望ましいです。
- 年収500万以上
- 勤続3年以上
- 上場、上場グループ、公務員など
個人属性に関してもジャックスが評価するので、ジャックスの評価が基準となります。
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まとめ
ワンルーム投資における借り入れ金利は投資の成功・失敗を決めるほど大きなポイントとなります。
しかしながら、知識の無い一般オーナーにとっては、どの金融機関が自分に適しているのか判断できず、業者のいいなりで物件を購入してしまうパターンが非常に多いです。
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自分の中でしっかりと基準をつくり、その基準にしっかりと合致した物件を購入できるように努力しましょう。
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