東京スター銀行は古くから投資用ワンルームに融資している金融機関です。
ここ最近はオリックスやソニー銀行にシェアを取られてなかなか融資が伸び悩んでいる印象でした。
しかし、2023年10月より超低金利で融資をスタートしたとの情報が入りましたので、その詳細をここで解説します。
東京スター銀行の金利や、融資姿勢、融資を受ける際の注意点に至るまでしっかりと解説していきます。
※動画でも徹底解説してます。
目次
東京スター銀行に金利
新規の貸出金利は1.3%です。
このキャンペーン金利は2024年に4月15日まで続くようです。
投資用マンションローンで金利1.3%というのはいままでの中でも史上最低水準の金利です。
現在の投資用マンションローンの金利を銀行別にランキングにしました。
東京スターの金利1.3%が断トツのNo1です。
東京スターで融資を受ける為には
東京スターのこちらの金利適用を受ける為にはいくつかのハードルがあります。
東京スター提携業者の売主物件
先ずは東京スター銀行と提携を結んでいる不動産業者の売主物件であることが必須です。
仲介物件や提携の無い業者の物件は使えません。
先ずはこれが第一前提です。
年収が1000万以上であること
東京スターで金利1.3の融資を受ける為には前年年収が1000以上必要です。
この時点でかなり狭き門になってしまうのが少し残念ですね。
しかしながら高所得者の方にとっては非常にメリットがあると言えます。
総額の借入は10倍程度まで
オリックスやジャックスなどは年収の8倍までの借入が可能です。
それに比較すると東京スターは10倍まで可能なので、年収1000万の人であれば1億まで融資可能という計算になります。
現状でオリックスやジャックスで年収の8倍まで投資物件を購入している方は、東京スター銀行などでさらにもう何件か購入できる可能性があります。
東京スターの融資年数は?
最長35年ローンが可能です。
しかしながら、最長35年ローンが組めるのはあくまで築10年以内の築浅物件に限定されます。
築10~20年の物件ですと、最長35年ローンも可能ですが、その場合は金利が1.5%に上昇してしまいます。
東京スター銀行のローン事務手数料
東京スターでローンを組む際の事務手数料はローン金額の2.2%となります。
事務手数料は正直かなり高い方です。
ソニー銀行などにおいては事務手数料は
- 11万型
- 33万型
のどちらかから選択します。
オリックスの事務手数料は33万です。
例えば、3000万の物件を購入する際の東京スター銀行の事務手数料は66万とかなり高額になるのがわかります。
東京スターで融資を受ける際の注意点
基本的にジャックスやオリックスよりも高い評価が出る点です。
わかりやすくいうと以下のような状態になりやすいのです。
相場を理解している方なら直ぐに「高い」と判断できますが、ワンルーム投資初心者の方だとそうもいきません。
相場よりも大幅に高値で購入させられることが無いように注意してください。
ワンルーム投資の価格相場を理解する為に
ワンルーム投資の利回りや価格相場は立地によって異なります。
しかしながら、ネットのポータルサイトをみても物件それぞれ条件が異なる(売主・仲介など)ため相場把握が難しいです。
そんな時に役に立つのが東京1Rの開発した1Rシミュレーションです。
「みんなの物件」機能を使えば、リアルタイムで他のワンルーム検討者がどのような物件を検討しているのか?
その物件の価格、使う銀行、金利、利回り、に至るまで全て把握することができます。
日本全国の物件が登録されていますので、東京、大阪、福岡など地域に絞って物件を検索し相場を把握することも可能です。
まとめ
ワンルーム投資では投資物件ももちろん大切ですが、それと同じくらい融資も大切です。
また、融資においては金利だけでなく、
- ローン事務手数料
- ローン年数
- 物件保有期間
なども加味した上で総合的に判断しましょう。