2021年の首都圏の新築ワンルームマンションの一部屋あたりの平均価格の推移を調べてみました。
目次
このグラフから分かること①
大きな下落はなく、徐々に価格上昇しているのがわかりますね。
私がこの業界に入社したのが、今からちょうど17年前ですから、2007年あたりです。
確かに当時は2000万前半の物件が非常に多かったですね。
これだけ見ると、値段が単に高くなっていると見られかねませんが、実際ワンルーム規制の影響もあり、25㎡以下のワンルームマンションが建てられなくなっているので、その辺の影響もありそうです。
1995年から2000年前半は、20㎡を切る物件も多く販売されておりますので。
㎡単価(1㎡当たりの価格)でみると、実はそうでもないんじゃ?と思いましたが、やはり価格は上昇しています。
その理由は、供給場所の変化にあります。
近年の新築ワンルームの供給地は、都心から都下、神奈川、埼玉方面に徐々にシフトしていっているようです。
供給地が郊外化していることからも分かりますが、今後ますます、都心23区の物件は希少性が増しそうですね。
このグラフから分かること②
2008年ですね。なにがあったか覚えていますか??そうです。リーマンショックですね。
当時もの凄い勢いで株価が下がったりしてましたよね??
このグラフを見る限り、新築ワンルームマンション価格は大きく下落してないんですよ。
ここだけみても、やはり、ワンルームの価格は景気動向に左右されにくいと言えるのではないでしょうか??
ワンルームマンション投資はしっかりと入居者がつけば必ず成り立ちます。
人が生きていくうえで、必ず住居は必要になりますし、これは景気が良かろうが、悪かろうが普遍の事実です。
その居住ニーズに投資するのがマンション経営なのです。