ワンルームマンション投資における機会損失とは?やさしく解説

機会損失とは「費用の考え方の一種で、実際に取引をして発生した費用ではなく、最善の意思決定をしなかったがために、より多くの利益を得る機会を損失することをいいます。」

つまり、分かりやすく言うと・・・

間違った意思決定で、本来なら得られていたであろう利益をみすみす逃しちゃう」って感じですかね。

ではマンション経営でいう「機会損失」を考えていきましょう。

一番良くあるパターンがこちら。

考えすぎてマンション経営をなかなか始められない。スタートできない。」

ことですね。

そもそも良いともなんとも思わなければマンション経営を始める必要はないんですが、「内容はよさそうだな!」「確かに始めたらメリットありそうだな!」と思っても実際にそれを行動(購入)に移す人はほんの一握りです。

極端な話、マンション経営は不労所得なので、万人にメリットがあります。

働かずして入ってくる収入が嫌だ!!受け取りたくない!という人はほとんどいないはずなんです。

なので、漠然と皆さん興味はあるんですね。潜在的に。

そこで、その情報を取得しに動く人と、動かない人で2つに分けられます。

得た情報を実行に移す・移さない

次にその情報を取得した上で、実行に移す人と移さない人で、また2つに分けられるわけですね。

情報取得に動いた人の中で、思っていた内容と違ったので「マンション経営やらない!」と意思決定される人もいますが割合としては少ないです。

逆に「マンション経営をやる!」と意思決定される方も同じくらい少ないです。

大半は大雑把に言うと「保留」なんです。

多くの方が結論保留

「もうちょっと考えてから・・・」
「いろんな人に相談してから・・・」
「もうちょっと給与が増えたら・・・」
「もうちょっとお金がたまったら・・・」

などの保留回答が多いですね。全部に共通しているのは「漠然としている」ことなんですね。せっかく知識が入っても、やはり「大きな買い物」「ローンを組む」という事実は変わらないので、「精神的ブロック」が大きいわけですね。

マンション経営スタートにおける難関がこの「ローンに対する精神的ブロック」です。

この精神的なブロックを乗り越えられた人こそがマンション経営を始めることができるんですね。ここに関しては、いくらマンション経営の知識をつけたとしても、精神的な部分で「性格」「育ち」などが大きくかかわってくるので、スパっと決断できない人も多いです。

新しいことを始めるのに100%の確信など無い。

新しいことに挑戦するわけですから、100%の確信をもって、「絶対に大丈夫!」という心境には普通に考えてなれるわけがないんです。

どれだけマンション経営の知識を詰め込もうが、セミナーに通おうが、人から教わろうが、最終的に決断するラインは大体皆さん同じで、

「多分!これなら大丈夫なのかな・・・」

くらいのラインです。そこで踏ん切りをつけられるか否かです。

もちろん何も調べず、勢いで「購入」するのは良くないですが、逆に慎重になり過ぎて、結局なにもできずに終了するのはもっと良くないですよね。

なぜなら何も変わってないからです。

マンション経営はスタートしてしまえば、嫌でも運用が始まり、自然とローンが減っていきます。

悩めば悩むほど時間は過ぎ、機会損失する

2000万円で、家賃が7万円とれる物件があったとします。

その物件を買うのに5年間悩んだとしましょう。

そうすると、悩んだ5年間分の家賃収入は7万×12カ月×5年=420万になります。そうなると、420万円分の資産形成の機会を損失したと考えることができるのです。

不動産投資はただでさえ長期に渡る投資になるので、先ず最も大切なこととして、

いかに早い段階で始められるか」が肝になるのです。

なので、何も始められていない方は、

「今まさに検討しているこの瞬間も、収益機会を損失してるんだ・・・」

「不動産であれば、今のこの瞬間もお金に直接変えられる・・・」

と意識しながら検討してみてくださいね。まさに「タイム イズ マネー」なのです。