投資をする前に勉強は必要?本やネットを上手に活用しよう

日本では、未だに現金至上主義の傾向が強く、預貯金のすべては銀行へ預けているケースが多いです。そのため、投資に興味があっても、投資人口は増えていない状況となります。今回は、投資をする前に勉強は必要?本やネットを上手に活用しようについてお伝えします。

投資について

近年、老後3000万円問題であったり、非課税投資のNISAiDeCoなど、資産運用に対するニュースを目にする機会が増え、自身でも動き出さなければと考える方は増えていますが、日本人は未だに投資などを行うことに対して、抵抗を持つ方が多いのです。

では、その消極性を解消するためには何が必要なのかというと、投資することのメリットを理解する必要性があります。

日本人で投資をしているのは、3割にも満たないとされ、アメリカでは5割の方が投資を行っているとされています。貯金は資産が減ることはないですが、増える様なものでもないのです。

一方で、アメリカ人は、リスクを抱えたとしても、貯金よりも投資にお金を投入し、資産価値を高め、日本人とは資産運用への考え方が違うのです。

もちろん、投資することで、資産を減らす恐れはありますが、銀行などの金利では大きな貯金がない限り、金利だけでは生活費が稼げる状況ではありませんので、問題解決することはできないという事に対して、真剣に考えるべきでもあります。

消極性が投資から遠ざける

投資しなければ、資産が増えることはないと理解していても、投資が出来ない消極的な性格であったり、リスクを追いたくないといった感情があると、投資は難しいでしょう。

絶対に勝てるものではないので、世界情勢や経済情勢が悪化したりすれば、株価などにも反映されることもあり、投資している銘柄が下落して資産を減らしてしまうケースも当然ですが、あり得ます。

そういった、心配事を人間は抱えてしまうと、後ろ向きの考え方にもなりやすいですし、投資を行わない方が安全なのではという意識が芽生えてしまうのです。

また、この志向には、日本での終身雇用制度や公的年金などの制度がしっかりとしているから大丈夫といったイメージを持つ方が、未だに多く、物価高騰や円高市場が縮小していかないため、投資すること自体がリスクであると考えてしまう方が多いのです。これでは、日本での投資家はなかなか増えないでしょう。

不安をかき消すために必要な事

投資することへの不安を抱えている場合に、なぜ不安となるのかという要因を把握することが大切です。

まず投資は、どうなれば利益が生み出せるのか?なぜ、損をすることがあるのか?などの、情報を調べ、学ぶことなどが大切となります。また、知識を深めていくことが、投資への不安を解消することにもなるので、学習することは大切なのです。 

そして、学習を進めて行くと、自身の将来設計にあった投資プランを練ることもできるため、初学者こそ、しっかりと勉強していくことが大事になります。

長期投資が良いのか、短期投資で資産を大きく増やすのか、など自身にあった投資を考えていくことも大切になります。

本やネットを上手に活用しよう

投資に対する知識がない方は、何を利用して勉強するべきなのかと言えば、本であったりネットで情報収拾が容易くなっています。

また、店頭で契約を結ぶ証券会社や銀行で口座を開設すると、説明やサポートを受けられますが、証券会社が売りたい銘柄などを無駄に買わされてしまうケースもあるため、自身での情報収集能力を養っていった方が、勝てる可能性も高まります。

本やネットの情報も鵜呑みにし過ぎれば失敗する可能性もありますし、自身の資金力などによっても、投資スタイルは変わってきますので、本当に自分にあった戦略を練るのであれば、知識を深めることが大切になります。

また、投資は損をした場合に、どのように対処していかなければならないかという判断も、経験則などがないと難しいポイントですし、誰かが手取り足取り教えてくれるというものでもないので、学習していかなければなりません。

これらの努力が面倒・難しいと感じてしまうのであれば、長期投資で安定性の高いETFなどのリスク分散できる投資を行い、個別株などの購入を控え、リスク回避することをおすすめします。

まとめ

投資を始めようとした際に、知識不足によって、不安などの感情が勝ってしまい、始められないという方は少なくありません。しかし、知識を養っていくことで、その不安は解消することはできます。また、リスク軽減であったり、安定したリターンの確保、投資機会の拡大、投資心理の安定は、日々の学習しによって理解も出来ていきます。

適切な投資戦略を採用することで、長期的な資産成長を目指せる用にもなっていきますので投資に興味を持っている方は、知識を養うことから始めてみましょう。

そして、証券会社などが開催しているセミナーや勉強会などを利用して、プロの意見などを聞いて多角的な考え方を学ぶのも大切です。