起業に必要なもの。ホームページや会社案内はどうやって作る?

副業や起業をする際、何から始めれば良いの?と戸惑うことも少なくありません。ビジネスモデルを作り、準備を進める上で具体的にはどのようにビジネスを開始することをアピールすれば良いのでしょうか。

今回は起業に必要なものとして、ホームページや会社案内の作成についてお伝えしていきます。

起業に必要なもの

副業や起業をされる方々から、「何から始めれば良いか分からない」といったご相談を多く受けてきました。やりたいことなどのビジネスモデルもあり、サービスも開始する準備ができているのですが、それを認知してもらう方法が分からないというかたは少なくありません。

「ビジネスを開始します!」ということをアピールするには、ネットや紙媒体など色々な方法があります。多くのかた、特にビジネスのターゲットとなるお客様にアピールできるよう、ホームページや名刺、会社案内などを作成していくことをお勧めしています。

ホームページの作成

先ずはホームページの作成と、SNSFacebook等)の準備から始めていきます。副業や起業をしたということをアピールしなくてはいけません。自らが広報や営業の仕事もするという意識が大切です。ホームページは、以前は高額な価格で作成依頼することものもありましたが、現在は「ペライチ」などで簡単に、そして安価で作成することができます。

また、副業などの場合はFacebookInstagramなどSNSでビジネスアピールをするのもお勧めです。弊社に起業相談に来られたかたは、Instagramを上手に活用し、スイーツを販売しています。定期的に情報を配信することでお客様も増えて、今では大手デパートでのイベント出展などもされています。健康で可愛いスイーツを販売されていますが、そうしたスイーツが好きなかたが見ている媒体としてInstagramを選択し、興味のある情報を配信し続けた結果だと思います。

起業する内容により、お客様となるターゲットは異なりますので、どのような媒体でアピールするのかは事前に検討しておくと良いでしょう。初めはスモールスタートで、ビジネスが上手く発展したらホームページも充実させていくなどのステップアップも良いでしょう。

また、ホームページを見て、すぐにお客様が来てくれるわけではありませんので、お知り合いや友人、元同僚などに「起業したので、ホームページを見てください!」と告知することも忘れずに行ってください。ホームページを作ったから安心、ではなく、きちんと告知していくことも重要です。

ペライチのHP画面

名刺や会社案内の作成

インターネットでの起業に関する告知ができたところで、紙媒体での営業ツールも必要になりますので作成していきましょう。名刺、会社概要、チラシ、封筒、新聞折り込みなど「ラクスル」で作成ができますのでお勧めです。名刺や会社案内などはテンプレートがありますので、ご自身が起業する内容と近いイメージのものを選択して頂き、必要な内容を入力するだけでデザイン性の高いものを作ることができます。

起業というと、何十万円も費用をかけて行うというイメージがあるかもしれませんが、個人事業主であれば届け出を出せばすぐにスタートできますし、ホームページや会社概要を作ってご自宅などで起業すれば費用はほとんどかかりません。法人となると登記費用などの費用がかかりますが、それでも数十万円くらです。起業をアピールするためのホームページや紙媒体など、参考にして頂ければと思います。

  • 準備しておきたい紙媒体
  1. 名刺
  2. 会社案内
  3. サービス内容のチラシ等
  4. 封筒

その他、ノベルティグッズなども作成できますので、イベントの際などに作ってお客様へ提供することもお勧めしています。ラクスルのホームページを見て頂くと分かるのですが、あらゆる商品がありますので、使えそうなものから作成してみては如何でしょうか。

最後に

前述のように具体的な作成の方法や費用感をお伝えすると、起業についてご相談に来られたかたからは、

「諦めてたけど、できるところからやってみます!」

「具体的なお話しを頂けてイメージできました!」

「費用感も分かり、すぐに作成してみます」

といったご意見をいただいています。

起業しても上手くいかない、お客様が増えないなど、マイナスの情報に惑わされて、中々起業できないかたもいます。確かにインターネットで検索すると失敗談のほうが上位にあがり、成功例が少ないのかもしれません。

しかし、実際に副業や起業で成功しているかたは、たくさんいらっしゃいます。コツコツと、できるところから少しずつ、そして継続して行っていけば必ずお客様は増えます。まずは起業する上での準備としてホームページや紙媒体の作成についてご参考頂ければと思います。

 

 

筆者:藤井亜也(CFP/FP1級)