今年は暗号資産（仮想通貨）が熱い？投資対処としての価値

2022年頃から暗号資産（仮想通貨）の値が落ちていく一方で不安を抱える投資家も多かったでしょうが、今年に入りビットコインやイーサリアムなどの勢いが加速しています。今回は、今年は暗号資産（仮想通貨）が熱い？投資対処としての価値についてお伝えします。

暗号資産（仮想通貨）とは？

2023年の終わりごろから、暗号資産（仮想通貨）の勢いが加速しており、ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）といった有名な暗号資産が軒並み成長しています。

そもそも、暗号資産とは、世界中で使える電子通貨の総称です。仮想通貨は、ブロックチェーン技術と暗号学を使用して、中央機関や第三者の介入なしに取引を行うことができます。

日本では、送金手段・決済手段・公共料金の支払い・寄付・資金調達・プラットフォーム・投資対象として利用されており、海外での代替通貨としての使用法にまでは、広く認知・流通していない状況となります。

日本での使い道

暗号資産は持っていても、どのような使い道があるのか知らないという方は案外多いと思います。

今では、PaypayやLinePayなどのオンライン決済サービスが浸透したこともあり、現金やクレジットカードを利用せずにスマホで簡単に決算が行えます。決算システムとしては似ていると考えて良いでしょう。

暗号資産は、銀行などの金融機関から法定通貨を送金する場合には、手数料が掛かったり手続きが必要となりますが、アドレスと送金量を指定するだけで、数分や数十分で送金が可能となり、はるかに安い手数料となるため、仮想通貨での送金手段は近年、利用価値が高いとされています。

2017年4月1日施行の「改正資金決済法」によって、仮想通貨が正式な決済手段として法的に認められ、ビックカメラなどでも支払いが可能となっています。しかし、日本の多くのお店では利用が認められていないのが現状となります。

また、ビットコインを利用して公共料金のガスや電気の支払いやポイントがたまるシステムを提供する企業もあるため、身近に仮想通貨のある環境を生み出せるのです。

このように、日本国内での暗号資産の利用場所は増えていますが、まだ流通量からしては高くありませんので、投資対処としてのイメージが強いと考えてよいでしょう。

今年は暗号資産（仮想通貨）が熱い？

暗号資産が2024年に入って価格の急上昇しており、特にビットコインやイーサリアムなどの大手仮想通貨は、過去数ヶ月間で価格が大幅に上昇し、市場全体が活性しています。このような価格上昇は、新たな投資家や機関投資家の参入を促し、市場規模を拡大させてる状況となります。

2024年2月から急激に高値をつけている状況で、4月に入っても上下はしていますが、高値を更新しているため、2024年は暗号資産の取引きで利益を得る方が増えています。

ビットコインも2024年に、1BTC（ビットコイン）あたりが、ついに1000万円を突破し、過去最高値を更新したことでも注目を集めており、さらにその価値が高まっています。また、注目を集める銘柄も増えてきていますので、これから始めたいという方には、現在の状況を把握して取引きに挑戦してみるのも良いでしょう。

ただし、仮想通貨は株式市場よりも荒れることが多く、暴落を繰り返し成長している過去もあり、押し引きが非常に難しくもあるので、知識を深めてから取引きをはじめることをおすすめします。

投資対処としての価値

暗号資産は、金融資産（株式、債券、不動産など）とは異なる特性を持ち、分散投資として利用するのもリスク分散できるため、暗号資産を持つのも一つの投資方法としては大いにありです。

ただし、一般的な金融資産よりも価格の急激な変動により、大きな損失を被る可能性もあるので、慎重にならざるを得ないという意識を持つのも理解が出来ますが、ふり幅が大きいということは、上手に投資すれば、大きな利益を得られる可能性が高いと考えられます。

過去を見ると、誰が1BITCあたり、1000万円を超える価値が生まれるなんて考えていたでしょう。最初に価格上昇が起こった2011年代であっても1BTCあたり80円台や1000円台で取引きが行われており、2年後には1BTCあたり12万円台にまで跳ね上がっていました。そして、たった10年で10倍以上の価値が生まれるなんて、想像していなかった人の方が多いことでしょう。