「仮想通貨市場が暴落した」「何百倍もの価値がある」など、さまざまな意見が未だ飛び交う仮想通過市場ですが、今では過去の詐欺の様な話題よりも投資先としても将来性を知るとメリットがあると考えられています。
今回は、ビットコインなどの仮想通貨市場は読み切るのが難しい?についてお伝えします。
仮想通貨(暗号資産)について
仮想通貨(暗号資産)とは、暗号技術(暗号化技術)を使用して取引を確認し、新しい単位を生成するための分散型データベース技術であるブロックチェーンに基づく通貨となります。
また、国家や中央銀行が通貨として発行している価値や保証の対象外となります。
分散型台帳技術を使用して取引を行うため、透明性やセキュリティが確保されています。
ただし、価値や価格が急激かつ大幅に変わることがあるため、大きな利益を得られる可能性がある反面、大暴落し資産を失う可能性も考えられるのです。
また、「仮想通貨では、利益の半分以上が税金で持っていかれるんでしょ?」という誤った認識を持っている方もいるかもしれませんが、年収4,000万円以上の方が55%を国に税金を収める事となり、このようなケースでなければ、半分以上税金を取られる心配はありません。
例えば、年収500万円の方が仮想通貨で500万円の利益を出した場合には、税金はおおよそ27.4%となります。
※もちろん、細かい条件などで引かれる税金は異なります。
確かに、株の税率よりは多く引かれてしまう事にはなりますが、市場が高騰している仮想通貨で資産を増やしたいという方は、そう恐れるものではないのです。
仮想通貨とビットコインって何が違うの?
仮想通貨と聞いて、ビットコインと何が違うの?という疑問を抱く方も未だに多いことでしょう。
むしろ、ビットコインが仮想通貨なんでしょと言う方もいると思います。
ビットコインとは、仮想通貨のなかの銘柄(通貨)の一つです。
有名な仮想通貨には、ビットコインやイーサリアム、ユニスワップに柴犬コインなどさまざまな通貨が存在します。
株式市場で言う、AppleやMicrosoftにGucciやPradaの個別株を購入する感覚なのです。
そのため、一つ一つの通貨の価値は上下するため、市場や経済状況や世界情勢にも左右される商品となります。
これだけ見ると、株式取引にも似ていると感じるでしょうが、まだ仮想通貨は市場で売買されるようになって10年程度の市場でもあるため、伸び率も非常に不安定なのです。
言い換えれば、稼げる可能性が非常に高い投資先と、投資家や大企業からは注目されている商品とされています。
株式よりも値動きが激しい!
現在、仮想通貨市場は暴落と高騰を続ける市場となります。
最安値を叩いた翌年には、何十倍もの価値を持つ投資対象となるケースもあり、5倍や10倍の値動きを繰り返しています。
株式市場では、2倍の値動きを起こす銘柄を見つけるのも非常に難しいのですが、仮想通貨では、5倍や10倍の値動きが起こっているため、10万円の資産を投入して翌年には100万円にまで成長しているといったケースも珍しくはありません。
株で、投入資金を2倍に引き上げようとしても1年以上掛かることはザラにありますが、仮想通貨は成長過程にある投資となるため、大きな値動きをして利益が数倍に膨れ上げあることが投資家にとっても魅力的とされているのです。
しかも、仮想通貨は未成熟な市場ですので、世界的に見ても購入している投資家の割合は、多くはありません。
そのため、今から始めても、まだ遅くはないと考えられているのです。
仮想通貨は怪しい、仮想通貨は大きく損をするといった考え方を改め、資産を投入してもメリットがあると言えるのではないでしょうか。
仮想通貨は分散投資で長期保有に向いている商品
市場が拡大している仮想通貨は、チャート分析して短期で大きな資産を手にしようと考える方もいますが、確実に利益を増やしたいのであれば、分散投資して長期運用した方が良い商品とされています。
これは、どのような投資においても、リスク回避として分散投資や積立型で長期運用した方が安全性は高く、瞬間的な暴落などが起こっても、市場価値が再度高まる可能性が高い投資だからです。
近年では、コロナウイルスといったパンデミックが起きた際や、イーロン・マスクが保有していたビットコインの75%を売った際など、著名人の発言で価格が数%~数十%も変動して、損切をした投資家もいます。
しかし、その後に価値が高騰し、以前の水準まで回復しているため、情報に踊らされてしまって大きな損失を受けている方もいます。
だからこそ、長期的なスパンで市場を見ていくことが重要とされています。
そして、注意しなければならないのが、ギャンブル性のある投資です。
仮想通貨にはマイナーな通貨も数多く存在しています。
一日で数倍・数十倍に価値が伸びることもありますが、反対に一夜にして価値がゼロにまで暴落する恐れのある投資商品です。
そのため、マイナーな間違った商品を選んでしまうと大きく資産を減らすことも考えられるので、ギャンブルの様な投資は避ける事をおすすめします。
まとめ
仮想通貨も登場して早10年となり、大きな市場へと成長しています。
そして未だ、未成熟な市場ですので、将来性のある投資商品と考えられています。
しかし、安定性という面に関しては、上昇と下落を繰り返す市場でもありますので、しっかりと知識を養って仮想通貨投資を行っていきましょう。