株式投資は株主優待目当てでも良い?興味を持つのが大事

近年、NISAやiDeCoなど、将来的な資金や老後資金を作るために投資を始めようとする方が増えています。

でも、どんな銘柄を選べば得するの?と悩まれる方がいます。

今回は、株式投資は株主優待目当てでも良い?興味を持つのが大事についてお伝えします。

株式投資で得られる利益

株式投資を行う理由としては、お金を増やすことが目的であり、資産を増やして安定した暮らしが将来的にできる様にしたいであったり、老後2000万円問題に悩まされない様にするために投資するという方が多いことでしょう。

実際に株式投資で得られる利益は、大きく分けて3つ

 

1.値上がり益

株を購入し、株価が上昇した段階で株を売却して、キャピタルゲインを得るといったもの。

 

2.配当金

購入した株の企業で利益が出たら、利益の一部を出資者へ払ってくれる仕組みが配当金となります。

そのため、企業の利益がでなければ、配当金は配られません。

 

3.株主優待制度

株主優待制度は、日本独自の還元方法となり、無料で株主に割引クーポンであったり、自社商品、商品券や図書カードなどを提供したりするサービスとなります。

 

これらが、株式投資をすると得られるメリットとなります。値上がり益は、短期的な売買に向いている利益の得方となり、配当金は、権利付最終日までに企業の株を買い付け、その日の16時時点まで保有していることが条件になります。株式優待は、1年間保有しておかなければ貰えないや、そもそも提供していないケースもありますので、その特徴・サービスについても把握する必要性があるのです。

初心者の銘柄の選び方

株式投資に興味を持つ方は、NISAやiDeCoの登場によって増えていますが、実際に利用している方は、まだ多いとは言えません。

ただし、2024年度よりNISAの制度が変わるため、挑戦してみようかしら?と考えている方が非常に増えています。

しかし、投資初心者の多くは、最低でも大きく勝てなくても、損をしたくないと考えていて、銘柄選びなども慎重になり、ETFやインデックス投資を行う方も多いことでしょう。

確かに、これらの投資方法は、購入コストが低く、長期的に保有し高いリターンを得られる術でもありますので、そう問題とはならないでしょう。

また、自分が良いなと思う個別株を選定して購入することで、より多くの利益を稼げる可能性もあるため、個別株を持つのも重要となります。

しかし、銘柄選びはどうすれば良いの?と考える方も多いことでしょう。

安定的な大手企業を選ぶといった手段もありますが、株主優待を基準にして株を購入する方も大勢います。

株を買うことで、自社商品やクオカードがもらえたり、ふるさと納税の返礼品みたいな、名産品を送ってくれるなど、さまざまな企業独自の優待が受けられますので、最初の内は、知識も少ない方にとっては、何を無料で貰ったら嬉しいかを基準にして、個別株を選ぶのも良いかもしれません。

個別株に興味を持つメリット

株式優待からスタートする投資については、当然ですが損をする恐れがあります。

しかし、そういった損をしたことで、個別株を今持っていても資産が減る可能性がある、少し我慢すれば株価が元に戻るかも、上昇する可能性があるかもなど、興味が出てきます。

それも当然のことです。

自身の資産を使って投資しているのですから、減れば不安にもなりますし、上れば利益が増えるため、嬉しくもなります。

そういったことが、株式市場が開いている間に起こるため、今日は良くても明日はダメ。

明日はダメだけど、今日は上った。

そんなことが、日々行われているのが株の世界です。

資産を増やしたいという目標があるのですから、損をしそうなものを持ち続けても意味がありませんが、将来的に伸びそうな株をすぐに購入することは難しいですし、トレンドであったり、世界情勢など目を向けなければいけないことが多数存在する事にもなります。

そういった学習を日々行える方が、株で儲けられる要因にもなってくるので、大きく儲けたいと考えている方は、知識を養い情報のアンテナを所かしこに伸ばし、判断材料を増やしていきましょう。

そして、自身で判断材料を集められるようになり、株にも反映される事が分かれば、更に投資の世界に興味を持てるようにもなると思います。

お金が好きは卑しい?

日本では、お金に対する話をすると、卑しいや意地汚いにケチなどの印象を持たれる事が多いですが、お金がなければ生活は出来ません。

現在のステージよりも裕福な生活をしたいと考えるのであれば、当然、自身の稼ぎを増やさなければなりません。

しかし、サラリーマンが一年で簡単に給与アップしますか?と言えば、一年で上る年もあれば、横ばいの年もあります。

そして、企業の業績によっては下がることさえあります。

また、ボーナスだって必ず貰えるとも限りません。

そうなると、投資を行って自身の資産を増やすことに対して行動することは、何も卑しい事でもありませんし、将来性を安定させるためにも重要な取り組みと言えるでしょう。

お金があれば、欲しいものが買える。行きたいところに行ける。そういった夢や希望を持つためにも、資産形成は重要であり、お金が好きということを、穿った目で見てしまうのは、間違っています。

だからこそ、上手に賢く稼ぐ手段として投資を取り入れていくことをおすすめします。

まとめ

投資に興味を抱く方は、年々増えています。

しかし、実際に購入する人はまだ少ない状況です。

日本の株式市場の取引きを行うのは、日本人が3割、残りの7割が外国人投資家となっています。

まだ、日本人は3割しか、投資に手を出していないという事なのです。

投資は損をする可能性が高いといわれますが、正しい知識を養わずに取り組めば、失敗するリスクが高まるのは当然です。

興味を持って取り組まなければ正誤判断もできません。

まずは、基本的な知識を養うや興味を持てるポイントを作る事が重要ですので、株式優待などを一度覗いてみてはいかがでしょうか。