保険の見直し、タイミングはいつ?  セルフチェックの仕方

保険って、いつ見直したら良いのかしら?とお悩みのかたも本記事で見直しタイミングとセルフチェックの仕方が分かります!

保険は入っていれば安心ではなく、必要な保障で備えているかが重要です。

今回は保険の見直しタイミングと、セルフチェックの仕方についてお伝えしていきます。

保険の見直しタイミング

保険は加入したら安心ではなく、定期的な見直しが必要です。

就職や結婚、出産、家の購入など分かりやすいライフイベントがあれば、それに合わせて必要な保障を用意すれば良いのですが、その後、特にライフイベントに変化がないときは見直しのタイミングが難しいのかもしれません。

 

先ずは見直しのお勧めタイミングをご紹介します。

●気になった時

●体調や環境の変化があったとき

●節目年

●退職前

 

先ずは「気になった時」ですが、私たちの思考は色々な情報や感情をためておき、後から整理して判断しています。

保険の見直しが必要かな?と思った時は、何かしら気になることがあるのだと思います。気になった時は保障内容などの見直しをすることをお勧めしています。

 

もっと分かりやすいタイミングですと「体調や環境の変化があったとき」です。健康診断で数値が悪くなった時、逆に良くなった時、お仕事の環境や生活環境が変わった時などは

心身への影響もありますので、事前に保障内容を見直しておくと安心でしょう。

 

そして「節目年」です。健康診断には節目検診がありますが、人間の身体は本当に不思議なもので、節目年に急に四十肩になったとか、急に血圧が高くなった、など身体への影響が出てくることがあります。病気が見つかってからでは保険に入れなかったり、保険料が高くなったりしますので、節目検診を受ける前に保険の見直しをしておくと良いでしょう。

 

最後に「退職前」です。会社で団体保険などに加入されているかたは、退職後に無保険になってしまう可能性もあります。退職前に必要な保障を準備しておくようにして下さい。定年後、毎年あった健康診断に行かなくなり、数年後、大きな病気が見つかってしまったというケースは少なくありません。そのときに無保険で保障がなかった例もたくさんあります。そうならないよう、医療保険やがん保険などで備えておくと安心です。

セルフチェックの仕方

では、見直しが必要かどうか、どのように判断すれば良いのでしょうか。先ずは保険証券をご準備ください。保険証券には以下が書かれていますので1つずつ内容を確認します。

 

●保険証券の確認

①保険種類

医療保険、がん保険、終身保険、積立て年金保険など

②保険期間

保障期間とも言いますが保障がある期間です

「終身」もしくは何歳までとなっています

③保険料、支払期間

保険料の金額と支払期間がいつまでなのか確認

④保障内容

給付金や保険金の金額等を確認

 

保険の種類については、生命保険文化センターのホームページに各種保険の内容が書かれていますので、こちらもご参考ください。

生命保険文化センター(資料)

それぞれを確認したところで、見直しのポイントをお伝えします。

 

●見直しのポイント

・保障内容に過不足がないか

・保険料は無理なく支払える範囲か

・保障は終身、保険料の支払いはできれば短期払い

 

まず、大事なのは「保障内容に過不足がないか」です。お子さまが小さいうちは、もしもの場合の死亡保障などを高めにしますが、お子さまが大きくなられてからは、そこまで死亡保障を高くする必要性は少なくなってきます。お葬式代や家の整理に必要なお金が目安となります。逆に、ご自身が高齢になるにつれて病気やケガのリスクは高くなりますので、医療保険やがん保険などが必要になってきます。三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)は70歳をピークに増えてきますので、注意が必要です。

 

次に、「保険料は無理なく支払える範囲か」というのも大事なポイントです。仕事をしている間は支払えるけれども、退職後、年金等で生活していくとなると、毎月の数千円、数万円の保険料支払いが苦しくてやめてしまう場合があります。高齢になってから保険に入り直すと、かなり高い保険料になりますので、そうならないよう継続して支払える保険料にしておく必要があります。

 

関連して「保障は終身、保険料の支払いはできれば短期払い」にしておくこともお勧めしています。短期払いとは、 保険料の支払い期間を10年とか20年、65歳払い、70歳払いなど、期限のある支払い方法にすることです。もちろん、終身払いよりも月々の保険料は高くなりますが、人生100年時代、何歳まで生きるかは分かりません。仕事をしている間に保険料を支払い、保障を終身で持つという方法もご検討ください。

最近の医療に合わせる

超高齢化が進む日本では、病院はどこも患者さんでいっぱいです。長期入院などは、よほどのことがない限りないのが現状で、がんの入院手術も1週間弱と短期間化してきています。あとは通院での治療になりますので、保険の内容も現在の医療に合わせていく必要があります。

 

進歩した治療や治療薬を使う際は、高額な費用が必要になりますので、そうした実費部分をカバーできる保障も重要です。保険は入っているから安心ではなく、使える保障、必要な保障で備えるようにしてください。

最後に

保険の見直しのタイミングや保険証券の確認、見直しポイントについてお伝えしました。セルフチェックでも、保険の内容はおおよそ理解することが可能です。但し、専門用語が多く、保障内容も充分理解するのは難しいと思います。その際は、保険の担当者もしくはFPにご相談いただき、見直しが必要かどうかご検討頂ければと思います。

 

 

筆者:藤井亜也(CFP/FP1級)