投資でお得!新NISAは各社クレジットカードで10万円積立に

NISAに注目が集まり、投資への興味を持つ方が増えている状況で、クレカ積立の限度額が10万円へと引き上げられたニュースを目にして、さらに投資を始める方も増えることでしょう。今回は、投資でお得!新NISAは各社クレジットカードで10万円積立についてお伝えします。 

クレジットカードの積立が得

202438日に内閣府令が一部改正され、クレジットカードを利用した投資信託の積立の上限額が従来の月5万円から月10万円にまで引き上げられています。

このことにより、楽天証券やSBI証券にauカブコム証券などは、提携先のポイントプログラムがあり、投資することで得られるのは、運用益などだけでなく、提携先のポイントを貯められるようになっています。

例えば、楽天証券を利用して、楽天カードで積立投資した場合には、月10万円積立時のポイントが500ポイント貰えます。積立を1年続けるだけで6000ポイント得られるのです。

このように、年間で大きなポイント付与を得られることもクレジットカードでの積立投資を行った方が良い理由にもなってきます。

クレジットカードで投資するメリット

クレジットカードで投資するメリットは、ポイントバックが貰えるというポイントだけではありません。

クレジットカードで貯めたポイントを、そのまま提携サイトなどのサービスで利用することもできますが、投資信託などの金融商品で貯めたポイントを利用して購入することも可能となり、追加の資金を得られるため、無料の資産運用が可能となります。

ただし、一定の条件などが設定されている事がありますので、ポイントを利用した投資をする際には規定などの確認を行いましょう。

そして、毎月一定の金額を自動で株式に投資することになるので、ズボラなかたであっても、システムが勝手に投資を行ってくれ、投資先さえ決めてしまえば、毎月決まった金額を投資先の株式を購入してくれるため、安心して資産運用ができる仕組みでもあるのです。

また、金額を増やしたり減らしたりも簡単に行えるので、自身の収入に合わせて調整することも可能となります。新NISAの年間のつみたて投資枠が120万円と決まっていますので、最大10万円までは投資枠としてクレジットカードでの投資が行えることになるのです。

クレジットカードで投資するデメリット

クレジットカード会社や使用するカードのランクによっても付与ポイントのパーセンテージが変わってくるので、ポイント付与率の高い証券会社を選んだり、カードのランクを通常のものから、ゴールドやプラチナ・プレミアムへ切り替えるといった手段もあります。ただし、年会費が必要となります。

ですので、投資額によっては必ずしも得となる訳ではありませんので、付与ポイントがいくらになり、年会費がいくらなのか確認しなければなりません。

もう一点は、あまりありませんが、投資額の引き落とし日、クレジットカードの支払日に、口座に引き落とし金額が入っていなければ、残高不足となりますので気を付けましょう。

残高不足で引き落としができない状況が続くと、クレジットカードを止められてしまうなどのトラブルにも発展していきますので、注意しなければなりません。

また、そのまま放置し続ければ、クレジットカードの利用停止であったり、限度額の引き下げなどのペナルティーを与えられてしまう可能性もあります。最悪の場合には、ブラックリストに登録される可能性もありますので、残高には十分な資金を入れておきましょう。

10万円投資できるけど無理は禁物!

クレジットカードで投資が可能となり、上限額も月10万円まで投入できるため、手元に10万円が無くても、クレジットカードの利用限度額が残っていれば、積立投資することは可能となります。

しかし、購入翌月には、クレジットカードで購入した商品や投資信託で利用した費用の支払いがあり、手元に確実に支払えるだけの金額を入金する必要性があります。

ですので、資金的調達が難しいからといってクレジットカードでの投資額も無理のない購入で収めなければなりません。

投資する時点でリスクが伴う事にもなりますので、自身の資産としっかりと相談して、投資への投入額を決めていくことが重要なのです。資産を増やすための投資で、首を絞める様なことにならないようにしましょう。また、投資のための資産を増やす方法としては、無駄づかいや生活費の見直しをしてみるのも良いでしょう。

まとめ

NISAによって、日本人の投資信託への注目度も高まっている状況です。

そして、内閣府令が一部改正され、クレジットカードを利用した投資信託の積立の上限額が従来の月5万円から月10万円にまで引き上げられたことによって、多くの資金を投資へ回せる様になったという考え方もできる様になっています。

そして、クレカ積立を行うことで、ポイント付与などのメリットも生まれてきますので、これから投資信託へ自己資産を投入するのであれば、クレジットカードを利用してメリットを得られるように始めてみてはいかがでしょうか。