配当金を沢山もらいたい！高配当株のメリット・デメリット

株式を現物取引で行う方は、多いと思います。企業の株を購入して、株主優待を受けたり配当金を貰い、資産を増やす投資で最もポピュラーな手法と考えられます。

今回は、配当金を沢山もらいたい！高配当株のメリット・デメリットについてお伝えします。

なぜ投資を始める人が増えたのか？

銀行の普通預金に貯金していても、年0.0010％程度の金利しか付かない時代です。

少しでも資産を増やしていきたいと考えるのであれば、投資に資産を投入していった方が良いと言う考え方が近年広がっています。

これは、老後2000万円問題や増税されるのにも拘らず収入が増えないなどの問題が影響していると考えられます。

また、YouTubeなどのメディアで投資分野の動画を視聴するという方は増えていますし、なんとかして、資産を増やしたいと考えている方が増えている証拠でもあります。何の知識もなく、投資するのには不安が残るからこそ、投資に対する知識を養いたいと考える人が増えているのです。

そして現状、銀行に貯金しているだけでは、損はしませんが得をすることもないのです。

とは言っても、株式取引やETFにFX、仮想通貨やNISAなど、投資にも非常に多くの種類があって、何に手を付ければ良いのか分からないという方が大半だと思います。

また、YouTubeの初心者用の動画などのタイトルを視聴しても、専門用語が出てくるとそれを調べていかないと分からないというケースも多いでしょうし、なかなか前進できないのも投資に手を出せない理由にも繋がっていると思います。

確かに、投資は自身の資産を増やす事もできますが、減らすリスクもあるため、始めるには二の足を踏む方がいるのも理解が出来ます。

しかし、それでは、いつまでたっても投資の世界に足を踏み込む事は出来ないでしょう。

投資は簡単？

投資にはリスクはありますが、それは、デイトレードやスキャルピングなどの知識や短時間での判断ができる方でないと損をする恐れがあるため、初心者にはおすすめできる投資手段とは言い難いです。

しかし、投資は長期間保有して配当金や株主優待を受けたり、分配金を受け取ることで資産を増やすといった手段もあるのです。

この配当利回りも、日本株であれば平均2％近く受け取ることができるため、銀行の金利を貰うよりは、はるかに大きい金額が返ってきます。

銀行に100万円預けても、金利は1,000円程度です。

仮に、100万円を投資額として、2％の配当利回りの株を所有していた場合、1万5千円程度の配当を受け取れます。

同条件で4％の配当利回りであれば、約3万円の配当が受け取れるのです。

この時点で、銀行に貯蓄していても、メリットがないことが分かります。

もちろん、すぐに動かせるお金は必要ですが、全てを銀行に預金しているだけでは、そのお金が増えても、微々たるものなのです。

実際に、株を購入する際には、証券口座を作成しなければなりません。

証券会社やネット証券で作成することが可能となります。そして、開設した口座に投資用の資金を入金すれば、株を購入することが可能です。

購入の注文はインターネット、対面証券の場合は窓口や電話でも購入することができます。

そして、購入する商品も国内外の銘柄を選ぶのでも良いですし、ETFといったプロが選定した複数の銘柄に分散投資が行える投資手段もありますので、自身の目的に合った投資を行うと良いでしょう。

株式を購入すると、企業の経営状況によって株主に分配される利益があり、それを配当金と言います。企業の利益によって、毎年株を保有している方にはこの配当金が配られるため、その配当金によって不労所得を増やすのも、一つの資産を増やす行動なのです。

この配当金の企業の配当利回りによって、貰える金額が変わってきますし、保有株数によっても金額が変わってきます。1株あたり10円や40円など異なります。

高配当株を持ち続けるだけでも、大きな配当金を得られるようにもなるので、億り人となっている方の中には、配当金だけで数百万円屋数千万円が入ってきて、それだけで生活出来る水準に達しているケースも少なくないのです。

ただし、高配当株を購入する際にも注意が必要です。企業の利益が上っていなければ、配当が支払われることはありませんし、株を持っていても、株価が落ち込んでいく可能性があるため、損切などを行わなければなりません。そして株価が上ると淡い期待をして、株を持ち続けていた結果、企業が倒産してしまい、紙くずと化す恐れもあります。

そのため、過去の経営状況や配当金が配られた実績があるのかなど、しっかりと自身で購入する前に確認しなければなりません。