クラウドソーシングとは?自宅にいながら仕事が出来る

コロナ以降、在宅でお仕事をするかたが増えてきました。通常の生活に戻りましたが、引き続き自宅にいながら仕事が出来ることで家事と仕事の両立ができたり、通勤がなかったりと便利なことも多く、希望するかたも増えています。

今回は自宅にいながら仕事ができるクラウドソーシングについてお伝えしていきます。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事の発注や受注ができるサイトです。仕事を依頼したい人(クライアント)と働きたい人(クラウドワーカー)をマッチングするサイトと言うと分かりやすいでしょうか。

これまで、企業側は欲しい人材を募集するために求人広告を出して、応募された中から書類選考や面接をするといった 人材採用の作業に時間や手間、費用をかけていました。

一方、仕事を探す人は求人広告を見て、気に入った仕事に応募して、書類選考や面接を経て仕事に就くことができました。

クラウドソーシングでは、仕事単位で依頼ができるため、無駄もなく必要な人材を探すことができ、働きたい人も自分の知識や経験、スキルを活かして仕事をすることができます。

色々なお仕事

クラウドソーシングには色々な仕事があります。一部ではありますが、以下のようなカテゴリーがありますので参考にしてください。

<例>

  • ライティング(記事作成、キャッチコピー、取材等)
  • デザイン(ロゴ作成、名刺作成、パンフレット作成等)
  • システム開発(サイト構築、プログラミング、Excelマクロ作成等)
  • 写真、動画(写真撮影、Youtube動画作成等)
  • 翻訳、通訳

今回はビジネス系の例でお伝えしていますが、他にも英会話や占い、相談など幅広い分野でクラウドソーシングはあります。運営しているサイトはいくつかありますが、今回は以下の3つをご紹介します。

1,ランサーズ

ランサーズ(HP)

クラウドソーシングの大手として、多くのかたから利用されています。表彰制度があり、多くの案件を取り扱うと高単価案件が取りやすくなります。既に多くのかたが登録されているので、新規で登録するかたにはハードルが高いかもしれません。

 

2,クラウドワークス

クラウドワークス(HP)

クラウドワークスは案件が多数あり、簡単な作業や低単価の案件もあることから初心者のかたが始めるのにお勧めのサイトです。

 

3,ココナラ

ココナラ(HP)

ココナラは他のサイトとは異なり、自分でサービスを登録します。自由度も高く、ご自身のスケジュールに合わせて募集ができるので副業に適していると思います。

プライベートとの両立

自宅にいながら仕事ができるということは、プライベートとの両立もしやすくなります。通勤がない分、お子さまの送り迎えに時間が使えたり、家事や趣味の時間が持てたり、自由に時間が使えるのもクラウドソーシングの魅力だと思います。

仕事とプライベートの両立が難しい点として、就業時間や通勤時間があげられます。クラウドソーシングではご自身で仕事のスケジュール管理をしますので、効率的に仕事ができたり、プライベートの時間がもてたりとメリットが多いと思います。

しかし、既にサービスも多くのかたに利用されて、働きたい人の登録数も増えてきました。仕事を得るには、ご自身のスキルや知識、経験などが重要になってきます。多数の登録者の中から選んでもらえるよう特徴づけることも必要です。

また、リピーターなども増やせるよう、1つ1つの仕事を丁寧に行うことも重要になってきます。

これからクラウドソーシングで働いてみたいというかたは、それぞれのサイトの特徴や、登録されている人たちのプロフィールやサービス内容をチェックしてみてください。

最後に

私も弊社の社名を決める際、ランサーズで応募しました。 弊社のサービス内容や、社名のイメージを伝え、コンペ形式にして依頼をしました。数万円の依頼でしたが、多くのかたから応募いただき、その中から社名を選択させて頂きました。応募者(ランサーズの場合、ランサーと呼ばれています)の方々は年齢も幅広く、お住まいの地域もさまざまでした。

場所や年齢を問わず、働けるのもクラウドソーシングの魅力だと感じました。

また、働く側として、私自身がココナラに登録しています。ファイナンシャルプランナーとして独立したいかたむけの相談サービスです。ココナラの特徴でもある、自由にサービス内容が決められる点が気に入っています。このように、仕事を依頼したり、仕事を募集したりとクラウドソーシングは双方で利用することができます。

サイトそれぞれの特徴がありますのでご確認いただき、ご希望にあうものを選択してみてください。自宅にいながら仕事がしたいかた、仕事を依頼したいかたは是非、クラウドソーシングを活用していただきたいと思います。

 

 

筆者:藤井亜也(CFP/FP1級)