NISAが2024年に新制度が導入されることになり、さらに投資を始める方が増える事でしょう。
しかし、投資に対する知識が少ない方は失敗する恐れもあります。
だからこそ、安全性の高い投資に興味がある方は多いことでしょう。
今回は、オール・カントリーやS&P 500って何?インデックス型投資とはについてお伝えします。
投資初心者が気を付けるべき事
投資に対して知識のない方が、2024年度から始まるNISAに興味を持っているといったケースは多いと思います。
しかし、投資初心者にとっては、資産を投げうって失敗したらどうしようと言ったネガティブなことばかり考えてしまって、なかなかNISA登録であったり、投資を行うことが出来ないと言うこともあるのではないでしょうか。
国内の株式取引きをする日本人の割合は3割程度で、日本の株式を売買している投資家の大半は外国人なのです。
それほど、日本人の多くは、投資を行っていないということが分かります。
投資を行わないことで損はしませんが、得をすることもないのです。
なぜなら、日本では銀行に貯金をしていても、利息が付くことはほぼありません。
1年間に100万円入れていた所で、1%も増えないため、不労所得が得られる状況にもならないのです。
だからこそ、投資で増える3~5%の利益をみすみす見逃すのはいかがなものでしょうか。
また、NISAやiDeCoのような投資を行うことで、資産を増やし節税効果を得られる条件を自分自身で手放している状況でもあります。
そのような状況に自信をおいていることこそがデメリットであり、損なのです。
投資は難しい?
有名なトレーダーの方たちがYouTubeであったり、新聞・雑誌の記事で投資について紹介する際に「分散投資が大切」といった事を耳にする機会が多いと思います。
分散投資とは、一つの銘柄に投資資金を投入するのではなく、複数の銘柄に投資して、どこかの業界が弱くなっても、他で利益を上げられるようにするといった長期投資においてリスク分散する手法となります。
例えば、自動車関連の株が伸びている時に、ガソリンなどの天然資源も好調であれば、コモディティ投資も同時に行っていると資産が増えることになりますが、一方で天然資源を使用した製造業などでは生産コストが高くなります。
そうなると、生産コストも高騰するため、市場での販売価格も高くなり、買い控えがおこると、企業利益が減るため、株価も下がってしまう事象が起こります。
このように、株とは、さまざまな因果関係に影響し、呼応して値動きする商品ですので、素人が見極めるのは非常に難しいのです。
初心者は個別株よりもインデックス投資?
投資する際に、経済状況や世界情勢などのニュースにも敏感にならなければならず、一般的に仕事をしながら兼業で投資を上手くやるということも出来るでしょうが、何年もの知識を蓄えたりしていかなければ難しいため、基本的に勉強する意欲がなければ成功することができません。
しかし、分析できる人間だけが投資できないのかと言われれば、そうでもありません。
投資には、個別株といった企業一つずつを評価し、株を購入して利益を上げるタイプだけでなく、ファンドが評価した企業をまとめて販売しているインデックス型の投資があります。これは、プロが選んだ複数の銘柄を分散投資する商品ですので、特に自身で勉強する必要性もなく、資産を積み立てていくだけの投資となります。
初心者にとっては、この考えずに資産が増えていく事こそが重要なのです。
まず、NISAやiDeCoといった今話題の投資をやりたいという方の多くは、投資についてしっかりと学び自分で分析していくというケースは非常に少ないことが予測できます。
ネットなどで調べても、答えが欲しいという人が大半だと思います。
だからこそ、リスクを冒さずに、利確することが重要なポイントなので、個別株を選ぶよりはインデックス投資が安全性の高い投資手段と言えます。
オール・カントリーやS&P 500って何?
基本的に、インデックス投資する際に、オール・カントリー(オルカン)やS&P 500を買っておけば、安全という情報を目にするケースが多いかと思います。
まず、オール・カントリー(オルカン)やS&P 500とは、代表的なインデックス商品名です。
これらの商品は国内・海外・先進国などの市場全体または特定のセクターを代表する指数に投資することが可能なのです。
代表的な指数投資
国内…日経平均株価(日経225、日経平均)、東証株価指数(TOPIX)など
海外…NYダウ(ダウ平均株価)、S&P500指数、ナスダック総合指数など
この他にも、新興国を含む全世界の株式に投資を行い、世界経済全体の成長を捉えるオール・カントリー、家畜や原油や金(ゴールド)などに投資するコモディティインデックスといった、さまざまな商品がありますので、初心者の方は、なるべく広範に分散できるものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
NISAが2024年度に新制度でスタートを切ります。
いま投資に興味を持つ方が増えていることもあるため、どのような投資手段を選ぶべきか考えている方も多いことでしょう。
トレーダーとして生計を立てていくという方ばかりではありません。
知識もそこまでもなく投資をして行く時に、個別株を選定して失敗すれば大きな損をする恐れもありますので、初心者の方はインデックス投資で収益は長期でなければ得られませんが、最大限にリスクを軽減する投資手段で資産形成していくことをおすすめします。