
過去のブログで金融機関の金利ランキングを発表しました。
その中でもダイヤモンドアセットは新規貸し出し金利が最も低い金融機関でした。
しかし、そのダイヤモンドが今後、新規の貸出金利を上昇させるとの情報が入ってきました。
金利は1.55から2%程度に?
新規貸出金利は2%程度になるようです。
現状よりも約0.5%程度金利が上昇する形になります。
現在の金利と、金利が上昇した場合の毎月返済額の比較が以下の図です。
- 毎月の返済額の差額は5,656円となります。
つまり、毎月の収支はその分悪くなるということですね。
当然借りる人は少なくなりますし、進める業者も少なくなるでしょう。
なぜ貸出金利を上げたのか?
最近ではダイヤモンドへの持ち込み件数は下落傾向にあったと思われます。
実際に私の元へ相談に来る方々を見ていても「ダイヤモンド」を使った提案書はここ最近全く見ていませんでした。
そのほとんどがオリックスやジャックス(ソニー)です。
市場シェアをどんどん奪われていくので、なかなか貸し付けが伸びずに苦戦してたのではないでしょうか。
融資評価が伸びないので使う業者も少ない
低金利であれば需要もありそうですが、実際のところダイヤモンドは物件への融資評価が伸びないので、業者にとっては「使いづらい銀行」というイメージです。
業者がワンルームを仕入れてから販売するまでの流れは以下の通りです。
物件の「融資評価取り」を行うわけですね。
簡単に言えば、「この物件だったらマックスでいくらまで融資してくれますか?」
と金融機関に尋ねるわけです。
業者はその融資評価を物件の定価としてワンルームを販売することになります。
融資の評価が伸びないと、業者の利益が少なくなりますよね。
ただでさえ、東京都心のワンルームは仕入れ値が上昇しており、販売利益が少なくなっていますから、そもそもの融資評価が伸びないとどんどん利益が小さくなるばかりです。
そういった背景から都内の業者もより多くの利益を求めて、関西やその他の地域のワンルームを販売しはじめています。
顧客属性を見る目が厳しい
ダイヤモンドは顧客を審査する目が非常に厳しいです。
年収はもちろん会社の規模などもかなり厳しく審査されます。
よって、実際に顧客と物件をセットで融資申し込みしても審査で「否決」となってしまうパターンも多くあったでしょう。
そういった理由からどんどんと「ダイヤ離れ」が進んだのは容易に想像できます。
また、ワンルームの新規貸し出し銀行も昔に比べれば増えたので、ダイヤモンドを使わなくても、似たような金利条件で融資してくれる代わりの金融機関がいくつか出てきたのも原因でしょう。
業界に与える影響は?
特にないと考えます。
そもそもダイヤを使って申込をする人自体が少なかったですからね。
ダイヤモンドの今後の融資について
金利を上げて、ワンルームへの融資を続けるという点を見ると、今後何かしらの緩和政策をとるのではないかと考えます。
金利を上げて、融資条件が今の厳しいままであれば、誰も使いませんから。
今後、どのような融資基準・サービスを提供してくれるのか非常に楽しみです。
まとめ
ワンルームの金融機関も待っていれば、業者がお客さんを連れてきてくれる時代ではなくなってきているのかもしれません。
各社、様々なサービスで他社と差別化を図ろうと頑張っていますから。
オリックスなら長期45年ローン
ソニーならがん団信
などなど・・・
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